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はじめに(2/3)

デッドラインを「前倒し」にすれば、
「夏休みの宿題」はすぐ終わる。


 仕事を早く終わらせるコツは、小学生の頃の「夏休みの宿題」と一緒です。誰でも「夏休みの宿題を早く終わらせて、あとは思う存分、毎日遊んで暮らそう」と決心したことがあるはずです。
 しかし残念ながら、実際にはこうでした。初日はヤル気まんまんで宿題に取りかかり、最初は順調なペースで進むかもしれません。ところが苦手科目の課題や自由研究が残ると、「思うように進まなくて面倒くさい」「時間をかければもっといいアイデアが浮かぶかも」「夏休みはまだあるから」と、つい先延ばしにしてしまいます。結局は「明日から2学期」という夜になって苦手科目の宿題が終わり、自由研究は「まあ、このぐらいでいいか」という中途半端な気持ちを残してながらギリギリセーフで間に合います。
 これでは、せっかくの夏休みがもったいない。夏休みの間ずっと、「早く宿題を終わらせたい」「でも、まだ終わっていない」「あぁ、どうしよう」というモヤモヤした気持ちのまま過ごすことになるからです。
 夏休みの宿題を先延ばしにしてしまう一番の原因は、「宿題の提出期限が、1カ月以上も先にあること」です。夏休みの宿題なんて、本気で取り組めばせいぜい1週間で終わる内容です。実際には、ほとんどの人が「最後の数日」で宿題を一気に仕上げているはずです。「まだ夏休みは始まったばかりで、時間は十分にある」という気の緩みのせいで、夏休みの「最後の数日」になるまで、宿題に真剣に取り組めないのです。
 こうならないために、どうすればいいのか。
 宿題の提出期限を、夏休みが終わって登校する「9月1日」ではなく、夏休みが始まって1週間後の「7月31日」に設定しましょう。自分で勝手に期日を決めて、担任の先生に「7月31日に宿題を提出します」と宣言するのです。
 夏休みが始まったら、すべての宿題を1週間で仕上げて、本当に7月31日に学校に届けることが目標です。担任の先生が学校にいなかったら、職員室にいるほかの先生に預けて机の上に置いてもらいましょう。提出さえしてしまえば、夏休みの宿題は「完了」です。
 ここで大切なのは、本当に提出することです。提出すれば、手元には何も残りません。見直したり修正することは不可能です。こうして8月はまるまる1カ月間、宿題のことを忘れて楽しめます。
 これが「前倒し」の基本的な考え方です。


「前倒し」仕事術!
 中井紀之・著 朝日新聞出版 1500円+税
 ISBN978-4-02-330801-5
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テーマ : 新刊・予約
ジャンル : 本・雑誌

著者プロフィール

nak365

中井紀之(なかい・のりゆき)

 大手出版社に勤務し、パソコン雑誌記者、ビジネス書籍編集者として20年以上にわたって活躍。「年間20冊の単行本刊行ノルマ」をこなすスピード編集者として数々のベストセラー本を世に送り出してきた。
 昼はサラリーマンとして全力疾走すると同時に、夜と休日は「フリーライター=中井紀之」として、得意分野であるパソコン/IT/デジタルAV機器関連の雑誌記事や連載、ムック、書籍を多数執筆。この20年間で著書は70冊(共著を含む)を超え、近年は新聞やビジネス誌へも寄稿の場を広げている。

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